「島本和彦はひとのこといえるのか問題」について、島本信者の俺が書く。

島本和彦はひとのこといえるのか問題。 - Something Orange


既に、ブクマコメ(はてなブックマーク - 島本和彦はひとのこといえるのか問題。 - Something Orange
とか、
島本和彦氏は自作のパロディ性を自覚していないか? - ARTIFACT@ハテナ系
とかでも、いろいろ書かれているが、俺も書いておく。


というか、ここ二、三日、このことが頭を離れなくて、書かないと落ち着かないと気付いた。
とりあえず、俺は島本信者だから、その辺は差し引いてね。


まず、ブクマコメや、ARTIFACT@ハテナ系さんでも、指摘されていた部分。
海燕氏は、

 こういうふうにいうからには、島本さんは自分の作品は「全部自分で考え」ていると思っているのだろう。しかし、かれの作品の大半は熱血青春もののパロディである。

と書いておられる。
これは、ARTIFACT@ハテナ系さんが書かれている通り、

自作のパロディ性に対して自覚がないという指摘

だと思われる。また、

 はるかな昔からクリエイターたちは皆、だれかの作品の影響を受けて新たな作品を生み出してきたのだ。ある意味では岡本太郎ガイナックス島本和彦も、「全部自分で考え」てはいないはずである。

という部分をあわせると、島本和彦は、自らが他の作品から影響を受けていることに対して自覚的ではない、ということでもあるように思う。


しかし、一言で言うが、それは100パーセント有り得ないことである。

それは、そもそもに、Itmediaの記事の

ぼくは石森章太郎手塚治虫松本零士から出てきたのだが
作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る (1/3) - ITmedia News

という一言からでも明らかである。

というか、島本和彦ほど、自分に影響を与えた作品について語っている漫画家も少ないのではないか。
例えば、以前島本和彦は、週刊少年「」という番組に出演した際、炎の転校生について、

「主人公の滝沢は、ライダーキックよろしく、滝沢キックを見舞うわけですよ。で、首ハチマキを、劇場版の009のごとくに、しめてるわけですわ」

と言って、更に自分で、

「……パクリですよね(笑)」

とまで言っているのである。まあ続けて、

「いやいや、違う、トリビュートですよ!(笑)」

と言っているけどね(笑)。
「パクリですよね」とまで言ってるのに、自覚的でないと言うことは出来まい。
更に言うと、その後で、炎の転校生を書いたときに、何を考えていたか、という話をして、

島本「石森章太郎のスタイルで、ギャグをやれば新しいんじゃないか」

船越「それが綿々と続く島本ワールドの誕生になったわけですね」

島本「そうですね」

とも言っているのだ。


もっと言うと、海燕氏は、

また、たとえば『燃えよペン』などは、タイトルからし司馬遼太郎のパロディになっている。

と書いているが、そんなことは島本和彦自身がとっくの昔に自分で言っていることである。更に付け加えると、現在サンデーGXで連載している「新吼えろペン」は、「太陽にほえろ!」から来ているとも言っている。

なので、海燕氏が拠って立つ、

こういうふうにいうからには、島本さんは自分の作品は「全部自分で考え」ていると思っているのだろう。

という前提は、明らかな間違いである。*1


しかしながら、それでは、なおのこと、島本和彦はひとのことを言えないのではないか? とも思うだろう。
だが、それも違う。
言える。言えるのだ。
少なくとも、島本和彦は、ガイナックスに対しては、それが言えるのだ。

それは何故か。

何度も言及させていただいて申し訳ないが、ARTIFACT@ハテナ系さんで触れられている、

島本氏が出している同人誌で、自分はパロディばかりやっていたために、オリジナルを描く時に苦労した。パロディは楽しいが危ないよ、みたいなことを描いているのを見たことがある。

ということも、あるだろう。僕は島本先生の同人誌に関してはほとんど知らないので、分からないが。

僕の考えは、この辺とは無関係ではないが、少し違っているかもしれない。と思ったが、書いているうちにほとんど同じことのような気がしてきた(笑)。
ま、いっか(笑)。

島本和彦は、

「ぼくは石森章太郎手塚治虫松本零士から出てきたのだが、そこからいかに離れるか、という戦いもある。

と言っている。そして、「燃えよペン」や「吼えろペン」において、繰り返し出てくるフレーズがある。
それは、

「自分で考えろ!!」

というフレーズである。
バリエーションとしては、

「お前がなんとかしろ!!」

や、

「次からは自分で考えて描けっ!!」

などがある。
また、島本和彦は、上述のように、

石森章太郎のスタイルで、ギャグをやれば新しいんじゃないか。」

とも言っている。

ここから分かることは、確かに他の作品やネタや何やらを出発点にするのはかまわないが、そこから先は自分で考えなければならない、ということではないか。換言すれば、表面的な部分はともかく、肝心な部分は自分で考えなければならない、ということではないか。

んでもって、ガイナックスの話に戻るが、

島本和彦は、

 「再創造を突き詰めるとガイナックスになる。ガイナックスはせっかく大ヒットを生み出してるんだから全部自分で考えればいいのに、あーいらいらするなぁ、また人のせりふを使ってるのかおまえら! と。ガイナックスのようなジャンルはあっていいが、自分で作れるんだから、自分から考えろと」

と言っている。一体、これは、具体的には、何の話をしているのか、というのが問題である。
恐らく、ここで島本和彦が念頭に置いているのは、「天元突破グレンラガン」である。

海燕氏は、「ヱヴァンゲリヲン」に言及しているが、それは多分違うと思う。ていうか、大体、「ヱヴァンゲリヲン」の製作はカラーなので、ガイナックスの話をしてるときに、それが念頭にあるとは考えにくい。庵野秀明の話をしていると言うのならまだ分かるのだが。

閑話休題
んで、なぜ、ここで島本和彦の念頭にあるのが、「グレンラガン」であると言えるのか、という話だが、その鍵は、

「また人のせりふ使ってるのかおまえら!」

という一言である。
これは、天元突破グレンラガンの中に登場する、

「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」

という台詞・フレーズの元ネタが、島本和彦の漫画・逆境ナインに登場する、

無理が通れば――!!
道理は引っ込む!!

逆境ナイン四巻より

逆境ナイン (4) (サンデーGXコミックス)

逆境ナイン (4) (サンデーGXコミックス)

という台詞であるということを言っていると思われる。*2


追記:「元ネタ」について補足(20080209)
この記事のはてぶ(はてなブックマーク - 「島本和彦はひとのこといえるのか問題」について、島本信者の俺が書く。 - 古木の虚)で、

「無理が通れば道理が引っ込む」がどう島本の創作なのか語らないと理解されないと思う

というブクマコメをいただいたので、書かないとダメかな、と。
つかね、俺も一瞬そう思った。だって、「無理が通れば道理が引っ込む」は慣用句だからね。そんな慣用句出されて元ネタがどうこうって言われても……って思う人もいるよね、そりゃ。うん、すんません。微妙に手抜きでした。
一応、説明しようとするけど……、いざ説明しようとすると、すげえ説明し辛いような気がしてきたぜッ!
なんていうかね、慣用句としての、「無理が通れば道理が引っ込む」の意味っていうのは、

「道理に外れた事が幅をきかすようになると、正しい事が行われなくなる。」

っていう、どちらかというと、ネガティブな意味なんですよね。
んで、逆境ナインの「無理が通れば道理は引っ込む」っていうのは、そういう意味じゃなくて、
「無理矢理やってしまえば、不可能なことも、なんとか出来る」
とかいうような意味合いなわけですよ。これは、少なくとも、普通の用法ではありません。つまりは、そういう風な意味合いで、「無理が通れば道理が引っ込む」という言葉を使ったってのが、「島本和彦の創作」だという……、この説明で大丈夫なのかな、ほんとに。*3
ていうか、はてなキーワードにあったわ、これ。そっちには、そのシーンの台詞の抜書きもあるんで、それを見て貰った方が早いかもしれません。
無理が通れば道理は引っ込むとは - はてなダイアリー
で、グレンラガンの「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」ってのは、大体この意味だったと言って良いかと思います。
そういう意味で、これが元ネタだと僕は言うてるわけです。
(追記終わり)


で、だ。問題は、この「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」というフレーズの重要性である。

まあ、海燕氏ほどの人が、グレンラガンを知らないとは思えないので――、とか言って、思う存分当てこすってやろうかと思ったが、やめる(笑)。コードギアスも見てねえとか言ってたくらいだから、見てないんだと思われる。多分。*4

このフレーズは、エヴァで言うなら、「逃げちゃダメだ」か、それ以上に重要なフレーズである。
というか、乱暴な言い方をすれば、「天元突破グレンラガン」という作品は、徹頭徹尾、「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」作品であったと言って良い。(まあ、この辺の評価は人によって変わるとは思うが)

多分、島本和彦の言いたいことは、
「そんな肝心なとこに人のネタ持ってくるんじゃない!」
とか、そういうことじゃあなかろうか。
というか、
「俺の見たかったものは、おまえら(ガイナックス)のネタであって、俺のネタじゃないんだーっ!!」
ということでもあるのではなかろうか。*5

とは言ったものの、
「別に良いじゃん」
と思う人も居るだろう。
俺も別に良いと思う。その辺差し引いても、グレンラガンと言うのは、十二分に面白い作品であった。*6
だが、である。
こういうことを踏まえれば、島本和彦ガイナックスに対して、そういうことを言うということにも、一理はあるとは思わないだろうか。
また、
「まあ、そんな固いこと言うなよ。ネタが使ってもらえるのは嬉しいものじゃないか」
とか、そういうことを言う人も居るだろう。
それももっともだと思うし、島本和彦だって別にマジで嫌がっているわけでもないと思う。
しかし、である。
そこで、
「自分のネタが使ってもらえた!嬉しい!」
だけではなくて、そういうことも言えるのが、島本和彦なのだ。
……ただ単なる天邪鬼という話もあるが(笑)。
この辺の気持ちも、俺凄いよく分かるんだよなあ、俺も天邪鬼なところあるから(笑)。


なんか、この辺の気持ちも凄い良く分かるという話が出たので、島本和彦の芸風に関しても付言しておく。
というよりも、はてぶのコメントとかでも見たが、島本和彦を知っているかどうかで、この話の印象って全然違う気がするんだよな。


あえていうなら、島本和彦というのは、あくまでもパロディを得意とするギャグ漫画家なのだ。そして、パロディというのは、本来的に、下手をしたら誰かの気分を害するかもしれないような、きわどいネタで笑いを取っていくという部分があるように思う。つまり、そういうパロディに代表されるようなきわどい表現で笑いを取っていくというのが、島本和彦の芸風なのだ。*7
(そういう芸風の危なさみたいなものは、僕も持っているので、ものすごく共感するのだが。我輩はスタンドである。名前はまだ無い。 - 古木の虚


だから、今回のガイナックスに対する発言も、受け狙いのネタ発言なのだ。
ネタ発言にしては危ない発言かもしれないが、それが島本和彦の芸風なのである。(まあ、その中に鋭いものがあるというのがパロディに代表される、そういうきわどいギャグの醍醐味だし、それは島本和彦には十二分に存在するものなのだが。)
それを知っていれば、
「ああ、また島本先生そんなこと言って(笑)」
で済む話なのだ。
あえていうなら、そこは「笑う」ところであって、海燕氏の言うように「引っかかる」ところではないのだ。
つうか、島本先生が、
「まさか記事になるとは……」
とか言ってるのも、この辺と無関係ではないんだろう。
自分のブログであるとか、ラジオであるとか、漫画であれば、まだマシなのだろうが、今回のItmediaの記事のように、自分のメディアじゃないもので、そういう発言が出てしまうと、どうしても、誤解を招きがちになるのだ。
多分、そういうこともあって、ガイナックスの社長に電話をかけたんだろう。(島本の感想文 | 20080130
やっぱ、その辺の微妙なニュアンスみたいなものは、自分でやらないと、伝わりにくいだろうからなあ。
つか、俺思うんだけど、Itmediaの記事の、

「再創造を突き詰めるとガイナックスになる。ガイナックスはせっかく大ヒットを生み出してるんだから全部自分で考えればいいのに、あーいらいらするなぁ、また人のせりふを使ってるのかおまえら! と。ガイナックスのようなジャンルはあっていいが、自分で作れるんだから、自分から考えろと」

という記述は、恐らく、正確ではない。正確に書けば、こうだろう。

「再創造を突き詰めるとガイナックスになる。ガイナックスはせっかく大ヒットを生み出してるんだから全部自分で考えればいいのに、あーいらいらするなぁ、また人のせりふを使ってるのかおまえら! と。ガイナックスのようなジャンルはあっていいが、自分で作れるんだから、自分から考えろと(笑)」

恐らく、この発言の末尾には、(笑)がついていたはずである。


とかまあつらつら書いてきたが、海燕氏の気持ちも分からなくはない。
憶測になるが、海燕氏は、エヴァ好き臭いので、ガイナックスをけなされて(というか別にけなしてないんだが)、
「なんだこいつ」
とか思ったんでねえのかな。それも分からなくはない。
しかし、それにしても、事実誤認がひどすぎねえか?
これでは、ほとんど曲解と言って良いレベルではないか。


つかね、今回の海燕氏の記事だけど、既に似たような話が吼えろペンの中にあるからね。

炎尾燃(主人公)以外は名前省略したけど、以下に台詞だけ抜書きしとくね。

炎尾燃「そういや昨日見たTVアニメで、面白いシチュエーションがあったぞ!」
    「どんな場面ですか?」
炎尾燃「こう……あるスポーツのチームを強くするために最強のトレーナーが付くんだが……」
    「ほうほう!」
炎尾燃「地面にザッと線を引いてこの線を越えてきたやつは強くしてやるが、ただし――」
炎尾燃「地獄が待ってるぞ…って。」
    「ああ、それって5年くらい前の別のマンガでもありましたよ!」
    「私が知ってるのはサッカーマンガで、同じように下に線を引いて……」
    「ボクはその前の野球マンガで同じの見ました!」
    「そっちがもっと先ですよね?」
炎尾燃「……………あ…ああ、そう………」
炎尾燃「知らなかったが…結構定番のシーンなんだ……んじゃあ…一度おれも使ってみようかな…?」
炎尾燃「………………………………」(カタン
    (おっ、先生がペンを置いた!?)
    (また何か言おうとしている!?)
    (なんか危険や!!)
    「で、でも先生! ホラ定番てのは、必要ですよ!」
    「人間の考えることなんか限界がありますし!」
    「そうそう! 誰かが考え出した名場面なんか、共有の財産ですよ!」
    「きっと先生より先輩のマンガ家さんたちも、もっと昔の何かから影響受けてたり……パクったりしてますって、たぶん!」
    「例えばちまたに流れてる音楽だって……そうじゃないんですか!?」
    「うっかり「この新曲いいな、オリジナリティーがあって」…とか思ってたら、大ヤケドですよ!」
炎尾燃「し、しかし…」
炎尾燃「一番最初にそのオリジナルを作り出すために苦しんだ一人は必ずいるんだ!」
    「いや、しかし!」
    「みんながそれでなきゃダメってことになったら……ミュージシャンなんて、きっとほとんどがいなくなっちゃうかもしれませんよ!?」
    「そうですね、いろいろな業界が成り立たなくなっちゃいますねきっと!」
炎尾燃「そうかもしれん……」
    「そうですよ!」
    「聖人君子ヅラしていちゃ食っていくのが大変ですよ!」
炎尾燃「……………………たしかに……」
炎尾燃「おれもアマのころや、まだ新人だったころは――」
炎尾燃(いろいろ……やった……)
炎尾燃(だから…昔の作品の……そのへんのところを評価されると…困る……)
炎尾燃(そうだ、人はマネをするところから始まって――人にマネられるように成長してゆけば…よいのだ!)
炎尾燃(よし!そういうことに――しておこう!!)

新吼えろペン四巻より

新吼えろペン 4 (サンデーGXコミックス)

新吼えろペン 4 (サンデーGXコミックス)

海燕氏は、「恥じ入る必要はない」とか書いておられるが、島本和彦は、そこで終わってはいないのだ。
そこから先、「人に真似られるようにならないと!」というところまで、行っているのだ。


これだ。
これが、島本和彦だ。



つうわけで、以下余談。

今回のことで、一番驚いたのは、俺自身の心境だった。
なんていうかね、もう、びっくりするくらい腹が立ったんですよ。あの記事を読んで。
まさか、自分の中で、ここまで島本和彦が大きな存在だったとは、思いも寄りませんでした。*8
ほんとは、こんな文章じゃなくて、もっと思いつく限りの罵倒と皮肉で埋め尽くしてやろうかと思ったんですけど、まあ、向こうも悪気はなかったんだろうし……、と思いとどまりました。*9
ていうか、そんなことしたら、島本先生まで貶めることになる。
もう、この二、三日は、ひたすらグリニデ様のお言葉を思い返してましたよ。
「Be Cool Be Cool」
って(笑)。
しかしながら、それでも押さえきれないものはあったかと思うので、いろいろ読みづらかったりするかもしれねえです。
すいません。


あと、「俺が書いて良いのか?」っていう迷いもかなりありました。
僕は確かに島本信者だけど、それはせいぜいここ数年の話であって、いうなればにわかだし、同人誌も全然読んでないし。*10
だから、本当はもっと早く書きたかったけど、ずっと待ってました。(数日だけど)
「もっと他に書くべき人がいるんじゃないか?」って思って。
結局我慢しきれずに書きましたけども(笑)。
でもまあ、未だに「俺が書いて良かったのか?」という一抹の不安は拭いきれません。
ま、いっか。
島本ファンはまだまだ居る筈なので、もっと書いてくれる人も居るだろう。多分。
うちのような弱小はそんなこと気にせず殴り書けば良いのだ。
うむ。そういうことにしておこう。


それにしても相変わらずまとまらねえ。どうにかならんのか、この支離滅裂具合は。
まあ、そんなことを気にする前に、Something Orangeみたいな超大手に向かってこんなこと書いてしまって大丈夫かという気持ちで一杯ですがね!(笑)
もう今から、びくびくしてますよ(笑)。
でも、もし何かあっても、こう言えばいいよね。
「これだ!」
「これが逆境だ!!」
って(笑)。

続き:
「島本和彦はひとのこといえるのか問題」について島本信者の俺が書く。の反省会。 - 古木の虚

BGM:「フィルターを蹴飛ばせ」ジャパハリネット

*1:勿論、この文章が、僕の思っている通りの意味ならば、ということである。ひょっとしたら、上述した僕の解釈は全くの的外れかもしれない。

*2:証拠があるのかと言われるとないが、ガイナックスは過去にも「ふしぎの海のナディア」で逆境ナインの台詞を使っているし、島本和彦ガイナックスの関係を考えてみても、その可能性は高いと思われる。

*3:やべえ、マジで説明しづらいわ(笑)。

*4:知らんけど(笑)。

*5:ていうか、この辺の話を島本和彦がしてるのを、どっかで見たような気がするんだが、どうにも思い出せない。どこで見たのかな。俺の脳内妄想か?

*6:別に差し引く必要はないような気もするが(笑)

*7:勿論、それが全てというわけではないが。

*8:まあ、俺自身に潔癖っぽいところがあるってだけかもしれんけど。

*9:悪気がないって言うか、明らかに島本和彦を知らない臭かったから。もし知ってた上であんなもん書いてるんだったら、悪質な印象操作以外の何ものでもない。でもまあ、まさかそこまではないだろうと。

*10:白状してしまうと、僕が読んでる島本作品って、「燃えよペン」と「吼えろペン」と「新・吼えろペン」と「逆境ナイン」くらいですよ。