マイボディガード(ネタバレ)

話の大筋的には、パニッシャーと大して変わらず。主人公(デンゼル・ワシントン)が、金持ちの娘の護衛として雇われる。で、退役軍人の常?として、酒びたりの彼が、その少女によって、二度目の生を手に入れるが、少女は誘拐され、殺害されてしまう…。
で、彼は、事件に関わったものを皆殺しにしてゆく…、という話なんですが、こっちは、わりかし、見せたいものは明確。つか、主人公の行動が目的に向かって、まっすぐ向かっていくんで、分かりやすい。敵を一人ひとり、拷問して行って、情報を引き出し、次の人間へと、手繰って行く。あんまり派手な銃撃シーンはなかったですけどね。
まあ、この映画で思うのは、やっぱり、中南米は危ないなあっていう。なんていうか、登場人物の大半が悪人だったり。まず、身代金が誤魔化されていたというので、それを調べると、警察の誘拐課の警部補と、弁護士がちょろまかしていたり、しかも、娘の父親が事業資金のために、娘の誘拐を承諾したとかあって、出てくる人間、割とクロばかり(笑)。
まあ、そういうどんでん返しみたいなのも、結構面白いなあ、と思いつつ。