まあ、色々と。

なんつーか、最近、きくたけリプレイのオーディンの槍を読んだせいか、微妙にナイトウィザードアルシャードのクロスオーバーシナリオをやってみたい、というか、色々考えている俺。まあ、元々、世界設定的に、繫がってるんじゃねえかって思ってたんですが。で、考える。最初は多分、第八世界でやって、このときに敵で真帝国の人間とか出して、で、なんやかやあって、ミッドガルドに行く、みたいな話にしようかと思いつつ。でも、そうすると、途中でアルシャードにコンバートすることになるんですよね。データを。そして、僕はアルシャードがあんまり好きじゃない。まあ、PLならまだしも、GMはなあ…。理由は二つあって、どっちもシャードに絡むんですが、データ的に、シャードの処理がめんどいって言うのが一つあります。なんつーか、ボスのデータ考えんのめんどい。そして、アルシャードの戦闘ってシャード使用のタイミング見極めの比重が大きすぎる気がして、あんまり好きじゃない。そして、もう一つの理由はフレーバー的なことなんですが、こっちのほうが心情的には大きい。シャードって神の欠片なんですよね?で、それが無いと、PCはシナリオをクリアできない、と。

結局、神頼みかよ!!

って思っちゃうんですよね。やっぱり、僕の描きたいものは絶望にまみれた世界で、自らの意思で強く生き抜く人の姿なので。それと神頼みはものすごいかけ離れてるかと。
つーか、トビア=アロナクスを見習え(笑)。
まあ、でも、そういう、一定の物語を強制することが正しいのかなあ…とも思う。いや、やりたいことはやりたいんですが。僕がTRPGを始めるきっかけっていうのが、その自由度に惹かれたからなんで、そこには、かなりのこだわりがあるわけで。

だから、天羅とかエンゼルギアとかの、演技強制系のシステムは、興味はあるけれど、GMするには二の足を踏む。あれって、与えられた状況下でいかに、熱いセリフを垂れ流せるかが勝負だと思うので(PLとしてやるのは好きなんだけどね)。
まあ、演技次第ではどうにでも転ぶシステムだとは思うんですが。そういう意味では、自由度は低いわけではないですな。でも、僕は物書きとしての属性を持っているので、こういう物語性重視のものでは、確実に自分の作った物語を強制してしまいそう(笑)。
つか、サークルにそういう人が居るんですよ。そして、その気持ちは、凄いよくわかる。

少なくとも、僕がGMをする際には、キャラクタープレイを重視してはいけないような気がしてるんですよね。まあ、今まで、あんまり重視してないから、どうにかやれたのかもしれないんですが。
要するに、そういう面を重視してシナリオを作るときって、多分、もう、話が頭の中で完成しちゃってるんではないかと。でも、TRPGって、自分の作った話を追体験してもらうもんではないと思うし。そして、追体験はできないんだ(笑)。どんなにかっこいいシーン用意しても、それを自分の思ったとおりにやれるとは限らないから。

極論すれば、演技重視のシナリオって、GMとPL全員が同一人物なら上手くいくと思う(笑)。