恐れよ怖れよ畏れよ

今日は学校に行きました。
金曜日に発表があるので、同じ班の人と打ち合わせがあったので。

まー三人の中で俺の発表部分が一番厳しそうなことと他の人でレジュメがあんまり出来てない人がいましたが。

なんで集まりで必死にレジュメ書いてんだ。
修正ならともかく。

で、集合場所に集合時間の少し前に行ったわけですが、暇だったので(喉も渇いてたし)ジュースでも飲もうかと思ったというわけでござる。

よくありますよね。
あの紙コップ式の自販機。

で見たことないものがあったわけですよ。

そりは。

マンゴーオレ。

まろやか!とか書いてあったわけですよ。
やべえ。

ちょっと飲んでみてえ。


そう思ったのが全ての間違いでした。

まず100円入れて、ボタンを押します。
小さい奴が70円で大きい奴は八十円です。

無論大です。

八十円と書いてあるところのボタンを押します。

うん。

押したところで気付いたんだ。


横にあったはずの七十円のボタンが無い事に。
なんと。

マンゴーオレ(アイス)のすぐ下に、

マンゴーオレ(ホット)があったなんて、思っても見ませんでした。



走り抜ける嫌な予感。いや、そりは最早絶望に近いほど強大かつ凶悪。

ていうか俺が猫舌だと知っての狼藉か。貴様。

そして出てくるカップ

熱いよ。

持てねえよ。

ありえねえ。


ちょっと口に近づけてみる。

たまらないほどに甘ったるい香り。

そう、それはあの香りにそっくりだった。

わかりますかねえ?

あの、ガムっぽいんだけど、噛んでたら溶けてなくなっていく、銀の包み紙の端が
ギザギザにカットしてあるお菓子。

キャンディーガムとかいったような気がしますが。

あれの匂いがしました。

最早この時点で絶望的。

恐る恐る口に含んでみると。

あれ?

思いの外牛乳の風味があってサラッとしてるかも。

そうおもったのは最初の二口まででした。

もはやまろやかを通り越してねっとりしたその飲み心地と恐ろしいまでの甘さが僕の口内を侵食します。

あまい。

ホットの小さなカップがあれほどまでに大きく見えたのは初めてかもしれません。

うん。

でもね。

おいら頑張った。

全部飲んだよ。

おめでとう!

ありがとう!

そして、さようなら。