荒野に獣慟哭す・二巻ネタバレ

夢枕獏原作、漫画伊藤勢の「荒野に獣慟哭す」の二巻。どういう話か説明すると、謎のウィルスを脳に植えられた御門周平は記憶を失い、人間兵器として目覚める。具体的には動物的な感覚やら筋力やらを手に入れたわけです。で、同じ人間兵器(正確には同じではないのだが)が他に11人いて、そいつらや、人間兵器を作るスポンサーである土方グループ、その他もろもろと戦っていくというお話。
伊藤勢という人は、非常に迫力のある絵の書ける人なので、こういう人外バトルを描かせると非常に良い。また、一巻から思っていたのだが、かなり原作をいじくりまわして、色々変えている。原作には謎の少年が出てくるのだが、漫画では少女になっていたり、サイボーグが出てきたり(原作には出ていない。多分)。
まあ、伊藤勢先生は非常に力のある漫画家さんなので、これからも期待です。
僕が自信を持って薦められる漫画家さんの一人ですよ。