タチコマ欲しい(笑)(ちょっとネタバレ)。

上のタイトルですけど、先日、攻殻機動隊S.A.C.2nd GIGを見終わったんですよ。
で、最終話でタチコマたちが歌うんですよ、僕らはみんな、生きている〜♪って。すごい泣きそうになりました。ええシーンや…。つか、ファーストシーズンもそうだったけど、タチコマが一番感動させてくれるかも(笑)。
そういえば、ファーストシーズンでも、タチコマはドナドナを歌ってたなあ…。
なんか、タチコマのそういう歌を集めたCDとか出ないかな。ちょっと欲しいんだけど。
今のところ、タチコマの歌っている歌でCD化されているのは、BE HUMANに収録されている、AI戦隊タチコマンズだけかな。
いや、これも凄い面白い歌なんだけどね。

とりあえず、今になっても、卒論のテーマ決まらず。ていうか、前、生命倫理にしようかなあ、とか言ってたんですけど、本を何冊か読んでも、闘志が湧かない。なんつーか、俺が戦うべき敵じゃない、っていう気がする。元々、あんまり関心ないからなあ……。
で、僕の立っている地平を確認するために、J.S.ミルの「自由論」を読んでいる。まだ、全然読んでないけど、すげえ、面白い。
去年書いた、三回生ゼミレポートで、それをきっかけにしたにもかかわらず、読んでいなかったんですけど(笑)。(ゼミでやったときは、一部のコピーが配られただけだったんで)
なんか、ミルの考えがいちいち、納得できるというか、僕の考えとシンクロするというか。
考え方としては、そんなに複雑ではなくて、社会がその社会を構成する誰かの自由に干渉する正当な根拠は、唯一、他の誰かに及ぶ害の防止である。というだけのことです。
ただ、最近のアニメやゲームに対する規制だとか、憲法24条にまつわる改正論議をみると、そのことがあやふやになっているような気がするんですよね。なんつーか、ここ最近、政府は自らが正しいと思う道徳を強制しようとする傾向があるような気がします。
まあ、それらが他への害を防止するためなら良いのですが。でも、アニメやゲームに関しては、きっちりとした証明はないんですよね。
ただ、ミルは、この自由が適用されるのは独立した個人であって、未成年などの自由は当然、制限されうる、という風にも言っています。まるで、ゲームなどのレーティングを予見したかのようですね(笑)。(←言い過ぎ)

まあ、こういうことを踏まえつつ、三回生ゼミレポートでは、「道徳の強制と危害原理」をテーマにして、自分の考えを述べました。
一応、そういう意味で、法と道徳がより密接に絡み合うということで、生命倫理やろうかなと思ったんですけど、あまりやる気にならない。
僕って結構反体制派な人間なんで、国家(権力)による統制とうか、圧殺される少数派とかに、常に危機を感じて、そういう部分をやってるんですけど、生命倫理って結構、問題が個人的なんでね。つか、日本でも、世論は、尊厳死でも妊娠中絶でも、やりたいやつはやってもいいんじゃないか、的な考えが優勢だと思うので、あんまり圧殺されてない(笑)。
僕が、助けるって言ったらおかしいかもしれないけど、そういう理屈を組み立てるだけの余地がないというか。
でも、まあ、アニメとかゲームについての規制についてやるのもいいかなあ。結構疑問だし。
ちなみに、ゼミレポートでやりたかったのは猥褻規制の話なんですけど(笑)。大分遠回りして触れたんで、ちょっとしかできなかったけど。
なんつーか、猥褻規制については、裁判所は「善良の性道徳を維持」するためだって言ってるんですけど、僕としては、性道徳なんてものは存在すら疑わしいと思ってますから(笑)。
だって、よくわかんねえもん。うーん、そうすると、今のところ、僕の戦うべき敵になりそうなのは、
アニメ・ゲーム規制(青少年有害社会環境対策基本法案含む?)
猥褻規制(再考)
とかかなあ。

つーか、僕の大好きなアニメ(ゲーム)にGUN GRAVEっていうのがあるんですけど、一言で言うと、無敵の二丁拳銃男、ビヨンド・ザ・グレイヴが並み居る敵を大量虐殺していく作品です。でも、これが、殺人を肯定しているなんてことはないっていうのは、見る人が見れば判るはず。このグレイヴという男はとてつもなく優しい男なんです。でも、自らの大切なものを守るためには、手を汚すことを厭わない、そういう男です。
だから、そういうアニメやゲームの悪影響っていうのは、あくまでも受け手側の問題だと思うんですけど、それでも、クリエーターの方っていうのは、その影響を気にかけたりしてらっしゃるらしいんですよね(宮部みゆき氏の意見は週刊大極宮の第192号)
いや、すんげえ、素敵なお考えだと思います。だからこそ、表現の自由は守らねば、とおもいますね。


ところで、みなさんは、戦士とは、どういう人間だと思いますか?なんつーか、こういう定義とか考えるの好きなんですけど。
僕は上記のグレイヴのように、自らの大切なもののために、手を汚すことを厭わない人間、というのが、わりかし、しっくり来るんですけど。
他には、ダイの大冒険でヒュンケルが言ってた、「真の戦士は使命を果たすまで、最後の最後まであきらめてはならない。たとえ、泥をすすってでも戦い抜いて…自分に課せられた使命を果たす」とか、銃夢L.Oでザジが言ってた、「死を前にして揺るがぬ絶対の動機」を「己の掟として課し、最後まで戦う者…それが真の戦士だ」とかがお気に入りなんですけどね。

まあ、TRPGやるときに、漢キャラというか、武人ぽいキャラが得意なんで、いろいろ考えてしまうんですよ(笑)。

今日も最後に、ちょっとTRPGについて触れてしまったけど、いいのか、俺。四月以来、TRPGしてないのに(笑)。
つーか、最近、アニメについて、全然語ってない…、あ、今日はちょっと語ったか。
でも、なんかTRPGについても書こうとしてたような気がするけど…、うーん、あ、思い出した!(笑)

つーか、最近、ここの更新に凄い時間かけてる…。まあ、学校始まったら、そんなわけにもいかなくなる、と思う。