第一回チキチキDESTNYヒロイン決定戦

で、馬鹿企画の続き。色々問題はありますけど。まあ、勘弁してやってくださいな。



厳正な抽選の結果、対戦カードは以下のとおりに。

一回戦第一試合:ミーア・キャンベルカガリ・ユラ・アスハ

一回戦第二試合:ルナマリア・ホークアビー・ウィンザー

一回戦第三試合:ステラ・ルーシェメイリン・ホーク

一回戦第四試合:ヒルダ・ハーケン対マユ・アスカ

一回戦第五試合:ラクス・クライン対  ?

ここで、一人足りない事や、試合数が奇数なので、上手くトーナメントにならないことなどが発覚しましたが、気にせずいきましょう。
ちなみに、いつのまにか、K−1からバキになっております。

それでは、早速いってみましょう。かなりの長文になりそうな予感。ご注意を。


ヒロイン…、それは、女と生まれたからには、一度は夢見る世界最強の称号!
今、ここにそれを巡って、幾多の女傑が来てくれたア!!

(ここには本来、入場時のコメントが入りますが、前回と同じになるので削除。雰囲気を味わいたい方は、前回の記事を参照してください)


では、まず、一回戦第一試合、青龍の方角、プラントのアイドル、ミーア・キャンベル!続きまして、白虎の方角、オーブの獅子の子、カガリ・ユラ・アスハ
これはいきなり注目の対決です。ていうか、俺は何を考えているんだ。いくら抽選だからと言って、こんな大一番を最初に持ってくるなんて。視聴率とれねえよ。
おおっと。と言っている間に!
「はじめ!」


「両者動きません。いや、動けないのでしょうか」
「それは、うかつには動けんよ」
「あなたはデュランダル議長!」
「驚かせてしまったかね。しかし、解説として私以上の適任はいないと思うが」
「は。で、議長は、どちらが先に動くと」
「それは…。やはりな」
「おおっと!ミーアです!ミーア・キャンベルが動きました!」


「私はラクス!ラクスなの!ラクスがいいの!それでみんなの役に立ったの!貴方は何?アスランの留守中に結婚しそうになるし、セイランに国を良い様にされて!」
「それは!あのユニウスセブンの事件があって、私に力がなくて!それで仕方なかったんだ!」


「ここまではミーア優勢のようですが…」
「しかし、そのような政治的役割というものが、果たして、ヒロインとしての優劣に関わるものかな」
「また致命的なセリフを」


「それに見て。この顔。プラントのアイドル、ラクスなのよ。歌だって上手いし、なによ、貴方のそのペッタンコな胸は」
「くっ!?」


「ほう。ミーアは短期決戦を決めたようだ。あの胸という切り札をこんなに早く切ってくるとは」
「このまま終わってしまうのか、オーブの獅子の子!」


「だが、そんなものは、所詮は借り物だ!」
「っ?!」
「それは偽りだ!オマエはそれでいいのか!偽りの仮面をかぶって!人の言いなりになって!それがお前の幸せなのか!」
「…そうよ!それでいいのよ!アスランだって、それで私のこと気にかけてくれて、私のことを連れ出そうとしてくれたのよ?彼、私のこと、満更じゃなかったんじゃないかしら?」


「おおっと!ここでイントロが始まった!歌う気だ!歌ってしまうのかアアア!?」
「だが、その瞬間、彼女は無防備だ!」


「だが!私は自らの意思でオーブに戻り、戦った!そして、アスランが選んだのは、紛れもない私だ!」
「何の証拠があるのよ、そんなこと?!私、アスランと一緒に…」
「……」
「それは?!」


「指輪だ!指輪が出たアアア!その絶大なる威力の前には、勝てるものはいないのかア!」
「勝負あったか」


「いやあああ!アスラン!!!!!」


「勝負ありっ!!!」


「いま、カガリが、オーブの獅子の子が、ゆっくりと退場してゆく!ミーアのために流されたQuiet Night CE73が、レクイエムのように会場内に響き渡っている!!」


「解説のデュランダル議長、当初の下馬評では、ミーア有利との事でしたが?」
「うむ。ありえない揺れ方をする胸、ピンクのザクの手に乗っていたときのあの表情。そして、その生い立ちや、ラクス・クラインの影武者としての役割。そして、死。どこをとっても、悲劇のヒロインだったが、考えてみれば、カガリのほうがヒロインとしての要素は多いのだ」
「というと?」
「まず、姫属性。ドレスを着たときのノーブルな雰囲気と、軍服を着たときの毅然とした態度のギャップも良い。そして何よりも、意中の男との恋路を邪魔するユウナの存在。これは、ヒロインには欠かせないものではないかね」
「しかし、お色気ではミーアのほうが、断然…」
「それは表面的な見方だよ。考えてみたまえ、カガリはOPで下着姿をさらしているのだよ」
「そ、そういえば!」
「結局、あのシーンが何を意味しているのかはよく分からなかったが、軍服を羽織った下着姿という、何ともフェティシズムあふれる…」
「議長」
「…ん。すまないな。まあ、最後の決め手になったのは、アスランとの関係だが」
「ええ」
「要するに、ヒロインというものは、男性登場人物との関係性抜きには語れないということだな。勝負を分けたのは、たった一人の男への思いだった…。そういうことだよ」



今日はここまで。つーか長すぎだ。ほんとに、これ、続けるのかなあ(笑)。