本来の用途とは大分かけ離れてる気がする。

この本読みました。結構話題になってるっぽいですね。
インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)





まあ割と面白い本なんですけどね。
なんつーか結構驚いたのはフセインアルカイダは宗教的(というか思想的に)に対立してるからフセインアルカイダにつながりなんてあるわけない。それは中東の歴史を知っていればすぐにわかるはずだってのがあって。結構吃驚しました。
やっぱり情報収集もそうかもしれんけど情報分析できる人間がおらんねんなあ……。

こうしてみると、某先生が言っていたのが実感できます。
某先生によると、欧米の大学で一番入るのが難しいのは歴史の学部らしい。それは、現在の世界を理解するためには、歴史を知らなければいけないからで、外交官や官僚を目指す人は歴史を勉強するらしい。
アメリカがイラクを攻めるって言ってた時に国連安保理で真っ向から対立してた仏外相のドピルパン*1もそうらしい。んでナポレオン研究の分厚い本を書いててなおかつ詩人なんだと。

こうなってくると、日本の大学の四年間はいかにも短いように思える。欧米だと大学の最初の四年間で基礎固めをして、その後、ロースクール行ったりビジネススクール行ったりするらしく。これまた某先生(上述の人とは別人)が言っていたのだが、「大学院くらいで学部の授業聞くと面白い」らしい。
やっぱ、日本の教育っていろんな意味で「詰めすぎ」なんでねえのかなあ。とか思う。
まあ欧米式にさえすればいいってもんでもないんだろうけど。

まあとりあえず、この本で一番笑ったのは
ロシアの夫婦のセックスの回数は週に16回
ってとこなんだけどね。
出勤前に一回、夜に一回、で土日は休みだから昼間にも一回らしいwwwwwwwwww
ちょwwwwwww
ロシア人すげえwwwwwwwwwwwww
そりゃカリーニン少佐の奥さんも臍曲げるわwwwwwwwwwwwwwwwwww*2

まあ逆に考えるとそれ以外に娯楽が無いって事なのかもね。

ま、そんなこんなで。

*1:今は首相

*2:フルメタよりw