俗物が!(スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー ネタバレ)

 現在Gyaoで放映中のスカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモローを見た。
非常に痛快かつわかりやすく荒唐無稽なヒーローアクションで個人的には大好きである。
全体的に漂っているレトロな雰囲気も良い。
ビッグ・オーはああいう感じを目指していたのではないかと思う。
ラストあたりのロケットが飛び立ったら、その燃焼で地球が燃え尽きるっていうのは思い切り笑ったが。
あと英国空中艦隊は非常に格好良かった。ああいう、是が非でも男の浪漫をかき立てずにはいられない無駄メカは見ているだけでワクワクする。
何かのネタにならないだろうか。アルシャffの帝国艦隊で空中機動空母とかいって、アームドギアやゲパルトギアを大量発進させたり。

 あと苛々というのはヒロインである。なんというか高慢ちきな金髪美人新聞記者で、利己的な行動をとって主人公をピンチに陥れたりするのだが、後にドジッ子であることが判明する。のだが、萌えなドジッ子という奴は一生懸命頑張るけどドジをしてしまい、それを悔やんだり落ち込んだりするが、負けずに頑張ろうっていう辺りが萌えなのだろうが、このヒロインの場合、全然そんな事がなく、ひたすらに足を引っ張りまくるだけなので救いようがない。つうかドジッ子は素直じゃないと。高慢ちきって時点で駄目よ。
なんで主人公があの人がいいんだろうか。なんかもうちょっと魅力的な部分を演出して欲しかった。
これなら英国空中戦艦(空中補給基地なんだけど)の司令のアンジョリーナ・ジョリーの方が遥かに萌えであった。

とかまあそんなこんなで。