ルールブックの読み方

こちらこちらを見ていてふと思ったことがあるので書いておく。


まあ、TRPGのルルブってな、読みにくいと思う。
初心者にはハードルが高かろうなあ、と言っても、初めて買って読んだルルブがブルーローズだった僕が何を言うのかと。*1


んで、思ったことってな、かなり極端な話なのですけれども。


FEARのゲームでは大抵そうだし、他の会社のゲームでも、結構そうなんじゃないのかなと思うのは、
ルルブの構成の話で。大まかに分けて、

・プレイヤーセクション*2
・ルールセクション
・ワールドセクション

の三つがあるんじゃないのかな。*3大体こんな感じで、ルルブで記述されてる順番も、この順番なんじゃないかな、と思うんだけど。(見たのアルシャffとS=FV3とアリアンだけだけど)


で思った。

まずは、プレイヤーセクションはごっそり飛ばしても良いんじゃね?


まあ、サンプルキャラやらをパラパラ見るぐらいで良いんじゃないだろうかと。
つかね、思ったんだ。

ルール見てないうちから、キャラの作り方やデータ見ても多分面白くないんじゃないかと。
「メジャー? マイナー? なんすかそれ?」って感じで。
そこで、「何か難しそう」とか思っちゃうのって結構多いんじゃないのかな。


まあ、その後、ルール行くかワールド行くかは個人の好みって奴で。

とにかく、最初に、プレイヤーセクションをごっそり飛ばしてみるってのは、悪くないんじゃないのかな。
と、ふと思いました。

ていうかね、最近の僕のルルブの読み方が、そうな気がするんですよね。
レイヤーセクションのライフパスとか、特殊能力とか、アイテムとか、全然チェックしてない。
速攻、ルールセクションと、ワールドセクションと、GMセクションに行ってる。

とりあえずそのゲームを理解するって目的からは、そこは飛ばしてもかまわんのじゃないかと。
しかも、とりあえずそこを飛ばせば、たとえば、アルシャffであれば、読むページが、P113−182になって、
大幅に短縮される。(ルール+ワールドのページ)
これって結構でかいかも。




とか思って今他のゲーム見てたら、必ずしもプレイヤーセクションが頭に来るとは限らないみたいだな。

デモパラだと、ワールド→キャラクター*4→ルールだし、ブルーローズだと、ルール→キャラ作成→ワールドだな。

この順番だと、必ずしも飛ばす必要性は無いかもしれない。まあ読む量の問題はあるんだけど。つか今思ったけど、ブルーローズってすんごい検索性悪くて、しかも索引ないから凄いやりにくかったんだけど、頭から読んで行くときの読みやすさってのが結構考慮されてるのかも。おおまかに目次から抜粋するけど、
ゲームコンセプト→ゲームの流れ→アーキタイプ(サンプルキャラ)→行動判定→キャラ作成ってなってる。
この構成はなかなか秀逸な気がするな。ただ、行動判定とキャラ作成の間に、「情報収集と交渉」とか「移動」とか、「特技」とか、「戦闘オプション」とかが、ごっちゃりはまり込んでるのは、アレだけども(笑)。
まあそれは広義の行動判定だから、そこに入るのはそうなんだろうけどさ(笑)。

でも、ゲームコンセプト→ゲームの流れ→アーキ→行動判定の流れは結構良い気がするな。

特に、冒頭で何やるゲームか明確に記述してあるのは大きい気がする。
やっぱり全体像をつかんでるか、つかんでないかってのは重要だろうからなあ。



まあ、ブルーローズは、他の部分で色々台無しなんですけどね!(笑)

*1:やっぱり異常な初心者だったのであろうか。ていうか某先輩に勧められたんだけど、初心者にブルーローズ勧めんな(笑)。自分がやりたかっただけと違うのかと。まあ気に入ったから良かったけど

*2:キャラメイクのルールが書いてあるところ

*3:まあGMセクションとかもあるけど。

*4:キャラメイクの項