「描いた時点ではフィクションでも描いたあとでノンフィクションになるんですね!?」*1

この前、兵は巧遅よりも拙速を尊ぶ。ブログも同じか。 - 古木の虚ってのを書いて、これからはもうちょっと更新速度というかネタに対する反応速度に気をつけようと思ったんだけど、いきなりその効果が現れたのやもしれず。

恐ろしくでけえ釣り針だなとは思ったけど、スルーするわけにもいかなかった。それが俺のジャスティス。 - 古木の虚
ってのを書いて、この中で、

例えば、僕が、今回の池田信夫氏の記事を受けて、「池田信夫氏のような影響力のある人間が、このように誤解を招くような記事を公開していると、誤った認識が広まってしまう危険性が高く、有害である。即刻記事削除、アカウント停止をするべきだ」と、gooに申し入れ、結果としてそれが受け入れられたとしたなら、それは明らかに池田信夫氏の表現の自由を侵害している可能性があると思うのだが、どうだろう。

って書いたんだけど、その後、なんかそれを思わせるようなことが起ったらしく。
はてなブックマーク - heartbreaking. 先日のgooブログの強制停止処分はやはり通報者が居たようです。

えらいタイミングだなあ、とか思いつつも。まあ、俺はこのはてなブックマーク - ある個人史の終焉 - after game over関連で最近ゴタゴタしていた件に関してはかなりスルーしてて、話題を追っていなかったので良くわからねえんですがね。

んで、池田信夫氏までがそれに反応したというか話題に出してきたわけですが。
池田信夫 blog gooブログの品質管理
別に話題にするのはかまやしませんが、氏はこの中で、

たとえば、このブログは「犯罪を暗示した」という規定に引っかかったようだ。事前の警告なしにいきなりブログ全体を非表示にするのは問題だが、こういう有害情報を積極的に排除するサイトがあっていい。

と言ってるわけですよ。
うん、でもちょっとだけ気になるんだけど、『事前の警告なしにいきなりブログ全体を非表示にするのは問題だが』って、それがどういう問題だと考えてるのかな。もしかして、それが表現の自由の問題だと考えているとするなら、前回僕が触れた池田信夫氏のエントリの

悪質なコメントについて、はてなに抗議すると「権利侵害ではないので削除はできない」と回答してくる。「警告もしないのか」と質問すると「表現の自由」を持ち出す。これはナンセンスである。表現の自由とは公権力との関係で問題になるもので、はてながアカウントを削除しても他のサービスを使えばよい。

ってのと思い切り矛盾する気がするんじゃが、気のせいなんじゃろうか。

これまたわけわかめ



BGM:「迷宮のプリズナー」JAM Project