咲-Saki-六巻発売記念 続・咲-Saki-の天江衣が使う難解な言葉を調べてみた。
はいどうも。
咲-Saki-の六巻が出ましたね。

- 作者: 小林立
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: コミック
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というわけで、前回に引き続き、調べていこうと思います。
(前回:咲-Saki-の天江衣が使う難解な言葉を調べてみた。 - 一切余計
あ、当然のごとくネタバレの危険があるので、ご注意ください。
和了れまい
然為れば
お前は即敗滅!
まあ、ここは特に調べる必要もないんですけどね。ただ、「敗滅」なんて言葉を初めて聞いたんで、「ほんまにそんな言葉があるんかいな」と思ったら、ほんとにあったという(笑)。*1
意味は、当然、
負けて滅びること
咆号…?
これまた、別にいいかなとも思ったんですが、一応。
「咆号」は咆哮の意(http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%92%86%E5%8F%B7&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=16765800)で、咆哮は、
猛獣などが、ほえたけること。また、その声。
のこと。
清澄ばかり瞻っていたら…
連続で他に和了られた――…
此は如何に
奴儕の貌に絶念の色が聊かもない…
拉ぎ折ったはずの心が何かに繋ぎ止められている!!
ここいら辺からが、天江衣の言葉遣いの真骨頂って感じっすね(笑)。
まず、「瞻る」は、
目を大きく開いてよく見る。注視する。
こと。「奴儕」は
複数の人を卑しめていう語。やつら。
という意味で、「絶念」は、
思いきること。あきらめること。断念。
の意。「拉ぐ」は、
押しつけてつぶす
こと。
まあ、ここは漢字が難しいだけで、意味自体は、文脈から読みやすいって気もします。
靴下を脱いで、手套を脱す…か?
これまた初めて知ったんですけど、「手套を脱す」って、
手袋を脱ぐ。見せかけをやめて、本来の力を示すことのたとえ。
っていう慣用句なんですね。
月は出ている…
力も充盈している…
点差も十分…
だが
なぜだ――
月に翳りを感じる
「充盈」とか辞書引いても出ねーよ(笑)。
まあ、字面から想像できるけども、盈には、
いっぱいになる。みちる。
という意味があるので、「充盈」は「満ち満ちている」とか、そういう意味合いだと思われる。
気息奄奄としていた上家から感じる…
澎湃たる気運!
「気息奄奄」は、
息が絶え絶えになって、今にも死にそうなさま。また、物事が今にも滅びそうな状態にあるさま
のことで、「澎湃」は、
物事が盛んな勢いでわき起こるさま
のこと。
衣の支配の及ばない淵底の向こう…
王牌から牌を掠めていく敵!
「淵底」は、
深い水の底
という意味。
これって、天江衣の得意技が海底であることを考えると、結構印象的な言い回しですよね。自分の力が及ぶ「海底」よりも、さらに「深い水の底」…ってことでしょうから。……ん?深読みしすぎ?
畢竟するに――
衣はやはり煢独なままなのだ
こうして他人と戯れていても
その他人たちは楽しくはないのだろう
衣と違って独り法師ではないようだし
それでいて麻雀をやらない衣なんて
誰も必要としないのだ
もう
一切合切
烏有に帰せばいい!!
「畢竟」は、
つまるところ。結局
という意味で、「煢独」は、
身寄りもない独り者。孤独の身。
の意。
「一切合切」は
全部。残らず。すべて。
のこと。
「烏有に帰す」は、
すっかりなくなる。
ということ。
やれやれ。今日は、単行本一巻分だけだったので、楽でしたな。
20100424追記:七巻編書きました。咲-Saki-七巻発売記念 続々・咲-Saki-の天江衣が使う難解な言葉を調べてみた。 - 一切余計
*1:前回も、「気形」っていう、それほど難しくはないし、意味もなんとなく分かるけど、辞書に載ってない言葉が、あったんで、ひょっとしたら、と思ったんですよ。