第一回チキチキDESTNYヒロイン決定戦・3

今日は、メイリン・ホークステラ・ルーシェ




「えー、大変長らくお待たせいたしました。それでは、一回戦第三試合を開始します。まず、青龍の方角、後期クールからが勝負!ツインテールメイリン・ホーク!続きまして、白虎の方角、その悲しき運命はまさに悲劇のヒロイン!ステラ・ルーシェ!」

「議長、これは注目の対決ではないでしょうか?」

「うむ。妹キャラと守られ属性の対決だからな。この二つは似て非なるものだ。どちらに軍配があがるか、見物だな」


「しん、すてらまもるって言ってた」

「おおっと!いきなり必殺技が出ました!!」
「うむ。主人公に庇護を約束される。これほどわかりやすいヒロインの条件もない
だろう」


「シンなんて、私から見ても子供だもん。それに私だって、アスランさんに助けてもらったことあるし」
「しん、すてら、ねおのところにかえしてくれた」


「成程。主人公が軍規まで破った、そう言いたいわけか」
「どうする、メイリン選手!!」


「私は守られてばかりじゃないもん。アスランさんを逃がすのにすごく役立ったんだから!」
「すてら、しんに触られた」

「おおっと!!まだ奥の手を隠していた!?」
「うむ。なんという凄まじい応酬なのだ。よもや、これほどとは」


「私だって、アスランさんを助けるために一肌脱いだわ!」
「しん、ふりーだむたおした。しん、すてらまもるって、いっぱいがんばった」
「私はアスランさんの胸にももたれかかったりしたもん」
「めいりん、さっきからしてあげたばっかり。めいりんはあすらんになにしてもら
った?」
「…、ザ、ザフトの基地から連れだしてもらったもん!」
「なりゆきでしょ?」
「きやあああああああああああああ!!!」


「勝負ありいっ!!!!」



「えー…、失礼ながら、実況する隙が全くありませんでした!これはすさまじい!今、ステラ選手がゆっくりと退場していきます!!」
「ねお〜」

「どうでしょうか、議長」
「うむ。この試合、一見いい勝負に思えたが、実はワンサイドゲームだったようだ」
「というと?」
「ステラ選手がいったとおり、ステラとシン、メイリンアスランの関係には大きな違いがある。その影響の大きさにもね。尽くす側と、尽くされる側、どちらが良いというものではないが…」
「なるほど。ヒロインたるもの、尽くしてばかりではいけないということですか?」
「一概にそういうものでもないのだが…、この場合はそうだったということかもしれないな。良くあるパターンだろう、面倒見の良いクラスメイトは友達以上に進展しないというのは…」
「そういうギャルゲー結構多いですもんね。……議長?」
「なにかね、その目は」



そろそろ面倒になってきたこの馬鹿企画も第三試合。実は、敗者復活戦とかやろうかなと思っていたんですが、そんな余力はなくなりつつある(笑)。
ちなみに、今回の文章、大枠は携帯で書きました。ので、いつもより短いです。なんか、通学時間を有意義に浪費した感じがします(笑)。