我輩はスタンドである。名前はまだ無い。
どうもおいらにはスタンドがついているような気がする。
そして、僕はまだまだこいつをコントロールできていないようで、奴は時たま僕の意思とは関係なく人をブン殴っているようだ。
まあいきなり何の話をしてるかというと、僕自身の性質って奴で。
僕は物凄いツッコミ体質なのである。それもかなりきついツッコミをしてしまう方だと思う。
お笑い芸人で言うと、ダウンタウンの浜田雅功さんなんかはかなりきついツッコミをする人だと思うが、大体あんなイメージである。まああの人ほどきついツッコミをしてるつもりは無いのだけれど。*1
しかも、僕はかなり容赦なくツッコむ方である。
TRPGのセッションにPLとして参加していて、シナリオの穴を発見したりしたら、迷わずそこに突っ込んで行く方である。
いっそのこと、ツルハシでその穴を広げにかかるどころか、爆薬持って行くぐらいの勢いである。
しかしながら、あくまでもツッコミである。別に本気で怒ってたり、非難をしているわけではない。*2
なんだけど。
まあ、なかなかそういうニュアンスが伝わりにくいらしく。
僕としては軽いツッコミのつもりなのに、相手にそうは受け取ってもらえてないような気がするわけで。
いや、そういうニュアンスが伝わりにくいってのは分かるから、これでも結構自重してんのよ?
ガチ非難は荒れたり・炎上したりする原因になるから。
でも、ブクマコメントで
=w=;;;;; ご指摘ありりー
とか、微妙にダメージ食らってるみたいな内容を書かれるわけですよ。
ホント文章書くってな難しい。というか俺のツッコミ体質自重しろ。*3
しかしなー、俺的には、ピコピコハンマーでツッコミ入れてるくらいのつもりなのに、まるでゴルディオン・ハンマーで小突かれたみたいな反応返されるとなー。
ていうことは、俺がゴルディオン・ハンマーで殴るくらいの勢いで行ったら、相手的には、ゴルディオン・クラッシャーで光にされるくらいの差があるんだろうか。
もっと言うと、
人に慣れた飼熊が、突然飼主に重傷を与えることがある。時に殺してしまうことさえあった。熊に殺意は無い。突然兇暴になったわけでもないのだ。熊はいつもの通り、じゃれただけなのに、力が強すぎて、或いは相手の人間が弱すぎて、怪我をしたり死んだりしてしまうのである。
(隆慶一郎 「死ぬことと見つけたり」(上)P330-331より)*4
とかそういう心境である。
ていうか要するに手加減が足りてないだけか?うん
しかしなー。俺が本気で殴りに行ったら、普段みたいな表現ではなくなるんだけどなー。
「ただの阿呆である」とか、「愚かとしか言いようが無い」とか「脳味噌が腐り落ちているのか」とか、それくらい言っちゃうよ。
まあ面と向かって、ノリでそういうツッコミをするんなら、まだどうにか伝わるんだろけど、チャットだの
ブログだのではそういうの伝わりにくいからなー。
俺のこと知ってる人ならまだマシなんだろうけど。
余談になるけど、これがオンラインセッションに手を出さない理由なんだよな。
ツッコミ体質ってのもあるんだけど、ボケの場合にも、「地雷はあえて踏んでいく」「言っちゃいけないことはあえて言う」っていうので笑いとっていくっていう芸風のような気がするから。あえてビーンボール級のネタを振っていくというか。
でも、文字だけだとなかなかそういうニュアンス伝わらないし、何より相手の顔とか空気とかが読めない・読みにくいから、笑って済ませない地雷を踏んでる可能性があるからなー。
ていうことで、僕が何かに対して批判っぽいことを言ってるときも、それは大抵の場合「ツッコミ」なんですよー。
というようなことをはっきりしっかりきっぱり宣言しておいた方が良いかな、なんて。
別に人を傷付けたくてブログやっとるわけやないからなー。
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