過去を思うな!敵は前にあり!〜キャラクター設定について〜

上の話とも繫がりますが…、前々から思っていたことをちょいと書いてみます。

みなさんはキャラクター設定って、どういう風に作りますかね?まあ、人それぞれだとは思うんですけど、大抵、過去にどういう出来事があって、こういう風な生い立ちで…っていう風に決めていくと思うんですよ。

でも、それだけで本当にいいのかな、という話です。要するに、設定って、大抵、過去の、既に過ぎ去ってしまった出来事を決めるのに終始していないか?ってことです。まあ、無論、それが大事ではないということではないのですけれど。

でも、セッションで扱われるのは、そのキャラクターの今であって、そこから繫がっていく未来なんではないかと思います。

そうすると、過去の出来事よりも、このキャラクターは、今、何がしたいのか、これからどうしたいのか、などの今や未来に関する設定の方が重要な気がします。

例えば、上のアリアンロッドリプレイルージュのノエルだと、実は両親と血が繫がっていないという、過去の出来事はわりと、さらっと描かれ、これからに繫がっていく、薔薇の小箱の設定に重点が置かれています。
確かに、きっかけとして、過去の出来事があるのは、わかりますが、其処を踏まえて、現在や未来を考えるのもよいのではないかと。

要するに、ナイトメア(ナイトウィザード)のキャラメイクを例にとると、裏切りとか、愛妻家という部分より、「主人公たちを導く渋く、キャラ構想」の方が重要なんではないかということです。

まあ、なんか細かいところではあるのですが……。