戦闘を面白くする三つの方法

TRPGと現代ファンタジーを愛する男のブログ:僕が知りたいのは体験談、もしくはlifehackかな? - livedoor Blog(ブログ)


よーし、じゃあ和マンチでありかつ、戦闘が始まると途端に目が輝く戦闘狂、俺に銃を撃たせろーな僕が戦闘を面白くするlifehackを書いちゃうぞ。

ただ単に今日思いついただけとか、そんなわけないんだからね!

よくリプレイなんかを読んでると、すごく凝ったギミックが組み込まれた戦闘が良く出てきて、「あーこんなのやりてえなあ」とか思うことは良くあるんじゃねえかと思う。*1
だけど、そんな凝ったギミックなんて、そうそう思いつくもんでもない。と思う。
ただ、ふと気付いたんじゃが、細部はともかくとして、そのギミックって大体三種類くらいに大別出来るような気がする。*2
その三つとは、
1:シナリオフラグ
2:時間制限
3:パーティ分断
の三種類である。


多分字面だけ見ても十分だと思うんじゃが、一応解説する。


・シナリオフラグ……何らかの条件を満たさなければならない/何らかの条件を満たしてはならないというギミック。
要するに、特定のPC/NPCがやられてはならない、とか、特定のPC/NPCでないとボスを倒せない、とか。例としては、スルトの剣の魔王が柊蓮司の魔剣でないと倒せない、とか。


・時間制限……ある一定の時間内に敵を倒すなりなんなりしないといけないというギミック。
まあ、広義のシナリオフラグに入るんだけど、良くあるパターンだし、すごく大きな項目な気がするので別にした方が良いかと思った。一応、シナリオフラグと違うのは、時間経過によって半ば自動的に条件が満たされてしまう、ということだろうか。つうことは、シナリオフラグの前段階というか、その前に来る様なギミックなわけで、……あれ?厳密に言うと全然違うもののような気がしてきたぞ。例はありすぎるくらいにあるので、挙げる必要がないと思う。


・パーティ分断……何らかの原因によってパーティが分断されてしまい、各々が別々に戦わねばならないというギミック。
個人的には、三種類の中で、最も危険だと思う(笑)。例としては、アリアンロッドリプレイルージュ第一巻第一話のゴーレムとの戦闘で、ノエルと他三人が障壁で分断されてしまった、とかが良いかと思う。付け加えると、あれは一応分断はされたんだけど、支援は受けられるということで、微妙に危険度を軽減したいいギミックだった。



さて、こんな感じに大別して、各々のタイプに則したギミックとかを考えると、結構考えやすいんでねえのかなと思う。今回は時間制限で行こうとか、パーティ分断で行こうとか、最初の方針を決めてから、じゃあ、細かい部分をどうするか、っていう方が、何にもないところから考えるより考えやすいような気がする。

また、こういう風に三種類に分けたことによって、各々を複合したようなより複雑なギミックも考えやすいのではなかろうか。例えば、アリアンロッドリプレイルージュ四巻の最終戦闘は、カラドボルグでHPを0にしなければならない(シナリオフラグ)というギミックと、時間制限というギミックが合わさっていて、より面白くなっていたというか、苦しい戦いになっていたかと思う。
まあ要するに今回は、シナリオフラグ+パーティ分断でいこうとか、そういう方針も考えやすいような気がするという話である。

つまり、この三種類を自由に組み合わせることで、なんと七種類ものギミックが作成可能なわけですよ!
(「1のみ」「2のみ」「3のみ」「1+2」「2+3」「3+1」「1+2+3」)

あ、やべえ。タイトルに三つの方法って書いちゃった。


……ま、まあとにかく、ここから分かることは、「パーティが分断」された上、「時間制限」があり、「シナリオフラグ」を満たさなきゃいけないような戦闘を考えれば、PLが震え上がるということですよ!

まあ、そんな無茶な戦闘考えたら、PLが肉体言語で語りだすような気もするけど。
しかしそれこそGM冥利に尽きるというものやもしれません。

BGM:「大魔法峠田中ぷにえ

*1:俺基本的にFEARのリプレイばっかりなんだけどね

*2:今ぱっと思いつく限りでは。実際もっとありそうだ喃。