GM寄りか、PL寄りか

TRPG系のブログやらなんやらを見てて思うんだが、TRPGプレイヤーには、GM寄りな人間と、PL寄りな人間が居るような気がする。
勿論、これはそんなにきっぱり分けられるもんでもなくて、濃い薄いの差もあると思う。
根っからのGM型の人とか、まあ、どっちかっていうとGM寄りかなあ、という人であるとか、色々な人が居るような気がする。

例えば、俺なんかはわりかしGM寄りかなあ、って気がする。
大体、リプレイとか読んでても、GM寄りの視点で読んでる気がするんだよなあ。
どうやったら、こういうシナリオが作れるか? とか、こういうシナリオギミック、俺もやってみてえ、とか、こういうセッション、俺もやってみてえ、とか。まあ、こういうセッション、俺もやってみてえっていうのは、PL寄りの人も感じるとは思うんだけど、なんか、俺の場合、それを考えるときに、いつのまにか、「自分がGMだったら」みたいな風に考えてる気がするんだよね。勿論、PLとしても、そういうセッションに参加してみたいとは思うんだけども。

過去記事とか漁ってみても、なんか視点がGM寄りな気がする喃。
アリアンロッドリプレイハートフル3巻を読んだ。 - 古木の虚
最近読んだ本とか - 古木の虚
アリアンロッドリプレイルージュ二巻読了。(ネタバレ気味) - 古木の虚
アリアンロッド・リプレイ・ルージュ ノエルと薔薇の小箱 - 古木の虚
まあ、これはそれっぽい記事ばっかり抜き出してきてるって点で印象操作乙って感じはあるんだけども(笑)。

でも、ルージュ一巻の感想で、

力丸さんて、いいプレイヤーだなあ

って書いてるけど、これも、PL視点から見て、こういうPLになりたいってんじゃなくて、GM視点からみて、こういう人が卓に居るといいなあ、とか、そういう話だからなあ。

あと、ふと思ったんだけど、なんかTRPG系ブロガー(笑)って、GM寄りな人が多いような気がする。
まあ、どんな人でも、GM寄りな部分が一切無いってことはないだろうから、そういう風に思えてしまうだけかもわからんけど。
まあ、そりゃどうでもいいんじゃが。

それにしても、TRPGに対して、何かを考えるもしくは語る場合、GM的傾向が強い人と、PL的傾向が強い人では、どうしてもその視点に差異が生じるのではなかろうか。
この差異って、無視出来んのかな。
確かに、上述したとおり、全てのTRPGプレイヤーは、(濃い薄いはあるにせよ)GM的な部分とPL的な部分を持っていると思うので、双方の視点を理解出来るような気もする。確かに、理屈の上ではそうだ。
でもなあ……。矛盾するようなことを言うけど……。
結局のところ、GMって向き不向きの問題がかなりでかい気がするんだよな。どういう風な人が向いてるとか、向いてないとか、どういう資質がそこらへんに関係してるのかとかは、いまいち良く分からんのだけど。*1
だから、一概にというか、簡単に、二つの視点を行き来出来るはずだ、とは思えないようなところもないではないんだよな。
なので、この差異は、ちょっと問題になる場合もあるんでねえのかなあ、とか思うのであった。

BGM:「復活のイデオンたいらいさお

*1:以前、ほんのすこしだけ、その辺の話をしたことがあるけど。GMが上手い人 - 古木の虚