はい、ガンナーズブルーム!

なんだか忙しいような気がする。いや忙しいとは思うんだが。

とりあえず今週の木曜は発表だ。でもレジュメはまだ一行も出来てない。
ていうかやる前は何とかなりそうな気がしていたのだが、いざとなると微妙な気がしてきた。
日が悪いという事だろうか。
なんでもそうなのだが、日が悪いという事はあるような気がする。

昨日は「これはこれで悪くないんじゃないか?」と思えたものが今日はまるで駄目に思えてしまう。
どちらの感性を信じるべきなのか。わからないが、まるで駄目に思える日は何を考えても駄目に思えるというか、それ自体を放り出したくなるので、余り良くはない。
ならばせめて明日、また「悪くない」と思えることを信じるしかないのだろうか。

というか今日は微妙に腹具合がよろしくないのでそのせいもあるかもしれない。
僕は昔から胃腸が貧弱きわまりもなく、ほとんど毎日腹が痛いのだが。
というか排泄したいという信号が腹痛なのだろうと思う。
正直勘弁して欲しいが(その代わり用をたせば大抵痛みは収まるのだが)。

しかしそういう日常茶飯事の具合の悪さとは違う具合の悪さもわりと頻繁にやってくる。
まあ今日のは結構マシな方だ。家にいるからトイレに行くのも苦労はないし。

とまあ腹が痛くて早めに起きてしまったせいでイマイチ眠気が取れなかったというのもあるんだが。



ところで最近の僕のアニメライフは銀河英雄伝説だった。
余りの面白さにテンションが上がりまくり、すごい勢いで見てしまった。そしてその結果、うっかり「魔術師、還らず」を見てしまい、マジで泣きそうになってしまった。
アニメを見ていてガチで泣きそうになってしまった最初のそれは、アニメ版トライガンのウルフウッドが死ぬ前日のミリィとの絡みだった。

「あんたも一緒に食べてくれるんか?」

確かこういう台詞だったと思う。ウルフウッドという男の不器用さがほとばしったシーンで、僕は背中がぞわりとした。

この「ぞわり」という感覚は僕にとっては不快かつ懐かしいものだ。背筋に電流が走ったとかそういう攻撃的なものではなく、「ぞわり」という感覚が腰の辺りから背中、ことによっては首の辺りまで走り、それが一瞬にして目に飛んできて、涙が溢れそうになる。

ヤンの場合は、それ以上だった。「ぞわり」という感覚と、胸が詰まる息苦しさを同時に味わうことになった。

…ヤンについて何か書こうとしたらまた息苦しくなってきてしまった。


ちなみにキャラでヤンの次に、ひょっとしたらヤンと同じくらい好きかもしれないのは、ロイエンタールである。
実は当初、僕はロイエンタールが余り好きではなかった。理由はわりとしょうもないことで、ロイエンタールの声を担当している若本規夫さんの声を聞くとダンクーガのシャピロを思い出してしまって、(しかもシャピロとロイエンタールはどことなく似ている)どうにも重なって見えてしまったことが原因である。(シャピロというのはとにかく嫌な奴なのである)

だから、ぶっちゃけ若本氏の声もあまり好きではなかったくらいなのだ。どうしても僕の場合、声優さんの声が好きになるというのは、その声優さんが演じていらっしゃるキャラが好きになって、それで声も好きになるというパターンだったからである(今でもわりかしそういう感じだが)。

しかし、ロイエンタールが死ぬ直前になって(かなり終盤である)

ああ、こいつって要するに不器用な奴だったんだなあ……。

と、直感的に悟って一気に好きになってしまった。

ウルフウッドにしろ、ロイエンタールにしろ、僕はどうも不器用な男が好きらしい。
それも、一見、上手くやっているように見えるのだが、ふとしたときに、弱さが漏れる、もろさが見える、不器用さが出る、というのに弱いらしい。


まあ不器用さだけが原因でもないのだろうが。

これは多分、ギャルゲーだのアニメだのの女の子キャラでも結構ありがちな話だと思うのだが、いるだろう。

他の人間の前では決して出さないが、主人公(ではない場合もあるだろうが)の前でだけは、違う一面をちらりと見せる、というキャラが。

アレって要するに、こいつのこんなところを知っているのは俺だけ、こいつがこんなところを見せるのは俺だけという、なんというか、男の優越感とか征服欲を満たす行動だと思う。

ぶっちゃけエロシーンで、「恥ずかしいけど、○○(主人公)のためなら……」とかいうのと実は同じなんじゃないか、そんな気がする。*1

実はそのことを気付かせてくれたのは、涼宮ハルヒの憂鬱長門有希である。
彼女を見ていて、上記の「こいつのこんなところを知っているのは(ry」とかいう気分になった視聴者は結構いたのではないか、そう思う。
そして、彼女の魅力はそこにこそあるのではあるまいか。
逆に、対極にいるのが朝比奈みくるである。というか彼女という、対極に存在するキャラがいたから気付いたのかもしれないが。
ハルヒがみくるを評して「ロリ・巨乳」と言った様に、彼女の魅力はきわめて分かりやすい。開かれているといってもいいだろう。その魅力は、「誰にでも分かる」のである。学園祭でも大人気であったように、彼女の魅力を知るものは多い。
だが、長門有希の本当の魅力を知っているのは、キョンと視聴者(読者)だけだろう。
秘密の共有―それこそが彼女の魅力を幾百倍にも高めているのではなかろうか。


というわけで俺は長門派であると。*2


っていうかおかしいな。
すんげえシリアスな話してたはずなのに、何でオチがこれなんだろう。

*1:エロゲーってあんまりやったことねえけど。まあエロ小説はそこそこ読んでいるのでそれで勘弁してくれw

*2:アニメしか見たことないけど