はてな村民は獰猛だが鬼畜生ではない気がする。
ここんとこはてな界隈で池田信夫が結構話題になってて、おいらもちょっと言及したりしたけれど*1、それをみてて思ったことがある。
池田信夫氏ははてなブックマークをネットイナゴの巣窟で、匿名の精神的幼児の集まりだと言うてるんだけども、最近の池田信夫blogについてるはてぶのコメントを見てみると、そうでもないんではなかろうか、と。
例えば、
はてなブックマーク - 池田信夫 blog 有害情報とフリーライダー
と、
はてなブックマーク - 池田信夫 blog ネットはクリエイターの敵か
の二つを見てると分かるかと思うんだけど、前者のコメントはたいてい批判的で、後者のコメントは結構好意的なんだよね。
これは、ブックマーカーが、「池田信夫」だから叩くとか批判するのではなくて、ちゃんと「記事の内容」を読んで、判断してる、批判してるってことだと思う。
つまりは、記事や論旨に対する批判や論評はしてるけど、個人攻撃はあんまりしてないってことなんじゃねえのかな、と。
そういう風に考えると、はてブはわりかし健全なんじゃないか?と思う。
まあ何を持って健全というかとか言い出すとまたややこしいことになるけど、そういう個人攻撃の場にはあんまりなってなくって記事に対する批判や論評の場になってるってことで、とりあえず形式的にはそうなんじゃないかってだけで、他意はないんだけど。
あと、これは余談なんだけど、あんだけはてなブックマークでブクマされてても、2chの池田信夫スレがわりと過疎気味なのは面白い。
構造改革を知らない経済学者たち by 池田信夫 3
こんだけ騒いでんだから、さぞかし盛り上がってんだろうなあ、とか思って行ったら拍子抜けしてしまった。*2
これも、はてな村住民は、はてぶコメントや自分のブログで批判したりはするけど、わざわざ2chまで行って「匿名の暗闇に隠れて他人に石をぶつける」ような真似はしない、ということが言えるのかもしれない喃。*3
まあ、それはちょっと無理やりすぎるか。
関連エントリ:
恐ろしくでけえ釣り針だなとは思ったけど、スルーするわけにもいかなかった。それが俺のジャスティス。 - 古木の虚
「描いた時点ではフィクションでも描いたあとでノンフィクションになるんですね!?」 - 古木の虚