GMが上手い人

GMが上手い人というのは、どういう人なのだろうか。また、どうすれば上手くなるのであろうか。
これはTRPGをしている人にとっては永遠の命題ではなかろうか。*1
というわけで、今日はこれに関する話。


GMが上手い人というのは、どういう人なのだろうか。というような事を考える時でも、他の事を考えるときでも、結構有用な思考法(?)がある。逆から考えてみる、というのがそれである。

つまり、GMが下手な人というのは、どういう人なのだろうか?という事である。

皆さんの周りにも居るのではないだろうか。決して、能力(実力)が無いわけではないのに、今ひとつ、上手くないような人というのが。

大体、そういう人たちというのは、アドリブ能力が今ひとつであることが多いように思う。
シナリオの出来はそこそこでも、対応能力が今ひとつで、PLに対する対応がどうもしどろもどろになってしまう人が居るように思うのだ。
そういう人たちは、物凄く真面目な、良い人たちが多い。
そして、そうやって、しどろもどろになっているのを見て、私は、
「ああ、この人は嘘がつけないんだな」と、しみじみ思うのだ。
別にGMの上手い人がうそつきだと言うわけではない。が、そういう人たちは、嘘をつくということに関して、心理的なブロックのようなものが必要以上に働いていて、口から出任せを垂れ流すことが出来ないように見えるのだ。
そんなの、その場で適当にごまかせればいいんだから、変に整合性を考えたり、いい加減なこと言っちゃいけないとか、思わんでもいいのになあ……、と、そういう人たちを見て思う。

まあ、というわけで、GMが上手い人というのは、ちょっと腹黒い、そういう心理的ブロックが働きすぎないような人が上手いのではないかと思う。

個人的には、GMには、PLを罠にはめて暗い喜びに浸るぐらいのブラックさはあってもいいと思う。*2

というわけで、僕はGMには向いてないなあ、とつくづく思うわけです。









あっ石投げないで!w

*1:ちと言い過ぎかなw

*2:あんまりやりすぎるのは良くないし、PLとしてはたまったもんじゃねえけど